伊勢で人気のお茶 有機栽培・大台茶は「やまりん製茶」

大台茶について

お茶処伊勢の「大台茶」

昔、伊勢の国と呼ばれていた三重県は、全国で第3番目の茶産地です。
実はあまり知られていませんが、東名阪自動車道などを走ると、道路脇の農地に霜避けの扇風機が印象的な茶畑を眺めることができます。


テアニンなどの栄養が豊富な「かぶせ茶」の生産は第一位を誇るなど、恵まれた自然と気象状況を利用して、盛んにお茶の生産がおこなわれています。

伊勢茶の中でも各生産地により北勢では水沢・鈴鹿・亀山など、また南西では大台・飯南・飯高・度会などの地域でそれぞれにブランドとして生産されてきました。
現在では、伊勢茶をより知ってもらうようにPR活動も行われています。


やまりん製茶がある大台町は山間地の小さな茶産地ですが、有名な大台ケ原山系から流れ出る、日本でも1、2の清流といわれる宮川のほとりの地域です。


奥伊勢を望む山々があり温度差が激しい地域で、かつ大杉谷に近く雨が他の地区より多いためお茶の生育が良く、味もたいへんコクのあるお茶です。

完全無農薬で栽培するやまりんのお茶は、葉肉の厚いコクのある味のお茶になりました。
それにお湯を入れてから何煎も出せる力強いお茶の葉っぱです。


一般のお茶のように青さは冴えませんが、無農薬のお茶は、青い色の中に少し黄金色がでるのが特徴です。ぜひゆっくりと味わってください。

お茶の豆知識

お茶の賞味期限

お茶の葉は一見乾いているように見えますので、保存食のようなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実は、お茶には3%の水分が含まれています。これは、クラッカーと同じくらいです。


あまり期間を置いても見た目に変化がありませんし、腐ってしまうわけではないので体に悪いことはほぼありませんが、やはり味や風味は時間や保存状態によって落ちていきますから、早めに使い切るのがベストです。


賞味期限として表示されている期間は未開封の時期ですが、開封後は空気や湿気に触れないようにして、2週間程度で使い切っていただくのが理想です。

おいしいお茶の淹れ方 ~煎茶~

  1. 人数分の茶碗にお湯を8分目ほど入れてお湯をさまします。
    (上茶で約70℃、並茶で約90℃)
    一人分のお湯の量は上茶で約60ml、並茶で約90mlです。
  2. お茶の葉を急須に入れます。5人分で10g、2~3人分の場合、1人分3g位を目安とします。
    家庭にある小さじ(ティースプーンなど)が2~3gですから、それを人数分入れてください。
  3. 茶碗でさましたお湯を急須に注ぎ、60秒位(深むし茶は30秒)お茶が出るのを待ちます。
    煎出時間約1分(深むし茶は30秒)
  4. お茶は廻しつぎし、分量を均等に、濃淡のないようにして、お茶は絞りきります。
    おいしく味わえる温度は約50~60℃位です。

お茶レシピ

抹茶風アイス

レシピ…というには簡単すぎますが、
バニラアイスに、粉末緑茶を振りかけて食べるだけ。
抹茶風アイスの出来上がりです。


粉末にした緑茶は、茶葉ごと食べて栄養を摂れる健康茶です。
本格的な抹茶アイス(厳密には抹茶ではありませんが…)をお手軽に楽しみませんか♪

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